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キャッシュ・フロー経営の勧めーその2

 私は税理士として、中小企業向けに「普通預金通帳によるキャッシュ・フロー経営」を提案している。資料1のように経営活動のすべての取引を普通預金通帳に記帳することを原則とするものである。いわゆる現金主義の採用である。
この例は4月1日に開業準備をして4月5日から営業開始したケースである。4月5日のキャッシュ400万円は営業活動により4月30日に438万円になった。営業活動によるキャッシュ・フローの増加額は38万円に増加したことがリアルタイムに分かる。
もし売上高195万円が20%ダウンしたらキャッシュ・フローは1万円減少する。
 昨今のスピード経営時代は社長自ら「普通預金通帳によるキャッシュ・フロー経営」を実践しキャッシュ・フローを把握すると伴に売上の入金と経費の支払い予測をし、早めのキャッシュ・フロー対策をすることが求められる。
預金通帳記帳のルールが4つある。
 ①現金による売上入金も必ず通帳に入金する。まとめて入金もOK。
 ②入金して保管した現金から直接、経費出金しない。必ず通帳を通す。
 ③小口の現金精算は月末に経費精算表(資料2)で精算し合計額をまとめて通帳より出金する。設例64000円。
 ④大口の経費支払いはネットバンキングで通帳から振込む。
預金通帳方式のメリットとして、経営者自ら通帳より取引内容が把握できるので、自計化(パソコンを使い自ら試算表等が作成すること)が比較的簡単にできることが挙げられる。

資料1


普通預金通帳
4月
番号 月日 摘要 お引出金額 お預入金額 残高
    繰越     0
1 4月1日 出資金払込   8,000,000 8,000,000
2 4月1日 父より借入   8,000,000 16,000,000
3 4月1日 保証金 2,000,000   14,000,000
4 4月1日 内装工事費 7,000,000   7,000,000
5 4月1日 什器備品 3,000,000   4,000,000
6 4月5日 店舗家賃 150,000   3,850,000
7 4月10日 売上1~10   650,000 4,500,000
8 4月20日 売上11~20   650,000 5,150,000
9 4月25日 給料 120,000   5,030,000
10 4月25日 支払利息 20,000   5,010,000
11 4月25日 電気代 5,000   5,005,000
12 4月25日 水道代 1,000   5,004,000
13 4月25日 電話代 10,000   4,994,000
14 4月25日 リース代 30,000   4,964,000
15 4月30日 *経費立替 64,000   4,900,000
16 4月30日 売上21~30   650,000 5,550,000
17 4月30日 商品仕入代 1,170,000   4,380,000
          4,380,000
          4,380,000
          4,380,000
  合計   13,570,000 17,950,000 4,380,000


資料2


     経費精算表 4月分 計64,000円
NO 支払日 交際費 交通費 会議費 その他 科目 相手先 取引内容
1 4/5 12,000 高田屋 ××接待
2 4/6 10,000 JR東日本 パスネット
3 4/11 1,000 ドトール 打合せ
4 4/20 13,000 ピンキー ××接待
5 4/21 4,000 消耗品 サンドラッグ トイレットペーパ-
6 4/23 2,000 エクセルシオ 打合せ
7 4/23 9,000 まつば蕎麦 ××接待
8 4/25 8,000 築地すし ××接待
9 4/27 2,000 消耗品 ×100ショップ 事務用品
10 4/29 3,000 厚生費 アートコーヒ コーヒー豆
計 42,000 10,000 3,000 9000
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