未来の川崎は「羽田飛行場の国際化に伴うハブ化」「神奈川口構想」の計画によって、
21世紀最大で最後のプロジェクトが川崎に目白押しで推進され、さらなる発展を遂げると期待している。「ハブ化」の問題は羽田飛行場を自転車の中心のハブのように、日本の飛行場の中心となり、世界や日本のどこへでも直行できるようにするもので、韓国の仁川飛行場が有名で現在、日本は韓国に負けている。日本でもようやく鳩山政権時代に前原大臣が「羽田飛行場のハブ化構想」を発表した。そして22年10月いよいよ羽田の国際線の滑走路が増設されスタートする。
ターミナルビル等空港の施設をつくるには羽田地区には土地が少なく、多摩川の向いの川崎地区はいすゞ自動車の工場跡地など膨大に土地が空いている状況である。そこで松沢県知事は「神奈川口構想」を計画して、川崎側に羽田飛行場の入り口を造ることを決定した。羽田飛行場へのアクセスは海底トンネル又は陸橋が計画されていると商工会議所の視察会で勉強した。現在ANAの機内食のケータリングサービスの工場が建設中である。また海外から世界のVIPが羽田に来て、川崎地区で、日本の最先端の高度医療の治療を受ける施設も建設すると阿部市長から聞いたことがある。真偽はさだかでないけれど、慶応義塾大学の医学部が名乗りをあげているとも漏れ聞いた。近年川崎の北部は新百合ヶ丘地区、溝口地区、中部は武蔵小杉地区、南部は川崎駅前地区が目覚ましい発展を遂げた。
今最後の発展地区は川崎南部のウオーターフロント地区が大発展することは間違いないと考えている。電車は現在京浜急行の大師線が小島新田駅まで来ているので、神奈川口へのアクセスは投資額が少なくて他の私鉄に比べて京浜急行は非常に優位となっている。
これから川崎にはビジネスチャンスがたくさんあるので皆さん川崎に投資して下さい。
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川崎市のゴミ収集車が流している歌のタイトルは「好きです川崎愛の街」ということを、ホームページで検索して初めて知った。これは昭和59年川崎市制60周年を記念して「川崎市民の歌」として作られたと記述してあった。歌を聴いてみると女性の声が軽やかで、明るくとても好感がもてた。こんど歌詞も覚えて歌ってみたい気分になりました。この歌は川崎のサッカーチーム川崎フロンターレの応援歌になっていることも紹介してありました。一方昭和9年に作られた「川崎市歌」が紹介されていた。聴いてみたけれど、単に古くて、覚える気にはならなかった。川崎市民の皆さん是非両方聴いてみて下さい。
今、川崎は熱いといえます。まず人口増加率が政令指定都市19の中で一番であると阿部市長から聞いたことがあります。因みに人口は全国8位(2009年3月現在)である。「出典:ウィキペディア」確かに平成18年にラゾーナができて、以来川崎駅はごったがえしている状況である。昭和40年頃、私が大学を卒業した頃の川崎駅は風太郎が通路に寝そべっていたり、昼間から車座で酒を飲んでおうどをあげている有様で、女の子には見せられないな、といつも嫌悪感を持っていたものでした。友人にも川崎出身というと蔑まされた想いがありました。私が税理士になりたての頃、川崎南税務署長の吉田善作氏から川崎には名物が3つあると聞かされました。1つは川崎大師の正月の来者数(当時明治神宮に次いで2位)2つはソープランドの数(当時東京の吉原に次いで2位)3つめは揮発油税の税収(当時1位)である。当時の川崎をよく表現していると感心したものでした。
最近は「音楽と映画の街」と阿部市長は唱えています。映画館はチネチッタが観客動員数1位でさらに東宝シネマと東急シネマがあり、たぶん日本1なのでしょう。音楽もミューザ川崎で世界の一流のオーケストラが来て演奏している文化度の高い街になりました。今は昔とは隔世の感がある。
私は税理士として、中小企業向けに「普通預金通帳によるキャッシュ・フロー経営」を提案している。資料1のように経営活動のすべての取引を普通預金通帳に記帳することを原則とするものである。いわゆる現金主義の採用である。
この例は4月1日に開業準備をして4月5日から営業開始したケースである。4月5日のキャッシュ400万円は営業活動により4月30日に438万円になった。営業活動によるキャッシュ・フローの増加額は38万円に増加したことがリアルタイムに分かる。
もし売上高195万円が20%ダウンしたらキャッシュ・フローは1万円減少する。
昨今のスピード経営時代は社長自ら「普通預金通帳によるキャッシュ・フロー経営」を実践しキャッシュ・フローを把握すると伴に売上の入金と経費の支払い予測をし、早めのキャッシュ・フロー対策をすることが求められる。
預金通帳記帳のルールが4つある。
①現金による売上入金も必ず通帳に入金する。まとめて入金もOK。
②入金して保管した現金から直接、経費出金しない。必ず通帳を通す。
③小口の現金精算は月末に経費精算表(資料2)で精算し合計額をまとめて通帳より出金する。設例64000円。
④大口の経費支払いはネットバンキングで通帳から振込む。
預金通帳方式のメリットとして、経営者自ら通帳より取引内容が把握できるので、自計化(パソコンを使い自ら試算表等が作成すること)が比較的簡単にできることが挙げられる。
資料1
普通預金通帳
4月
番号 月日 摘要 お引出金額 お預入金額 残高
繰越 0
1 4月1日 出資金払込 8,000,000 8,000,000
2 4月1日 父より借入 8,000,000 16,000,000
3 4月1日 保証金 2,000,000 14,000,000
4 4月1日 内装工事費 7,000,000 7,000,000
5 4月1日 什器備品 3,000,000 4,000,000
6 4月5日 店舗家賃 150,000 3,850,000
7 4月10日 売上1~10 650,000 4,500,000
8 4月20日 売上11~20 650,000 5,150,000
9 4月25日 給料 120,000 5,030,000
10 4月25日 支払利息 20,000 5,010,000
11 4月25日 電気代 5,000 5,005,000
12 4月25日 水道代 1,000 5,004,000
13 4月25日 電話代 10,000 4,994,000
14 4月25日 リース代 30,000 4,964,000
15 4月30日 *経費立替 64,000 4,900,000
16 4月30日 売上21~30 650,000 5,550,000
17 4月30日 商品仕入代 1,170,000 4,380,000
4,380,000
4,380,000
4,380,000
合計 13,570,000 17,950,000 4,380,000
資料2
経費精算表 4月分 計64,000円
NO 支払日 交際費 交通費 会議費 その他 科目 相手先 取引内容
1 4/5 12,000 高田屋 ××接待
2 4/6 10,000 JR東日本 パスネット
3 4/11 1,000 ドトール 打合せ
4 4/20 13,000 ピンキー ××接待
5 4/21 4,000 消耗品 サンドラッグ トイレットペーパ-
6 4/23 2,000 エクセルシオ 打合せ
7 4/23 9,000 まつば蕎麦 ××接待
8 4/25 8,000 築地すし ××接待
9 4/27 2,000 消耗品 ×100ショップ 事務用品
10 4/29 3,000 厚生費 アートコーヒ コーヒー豆
計 42,000 10,000 3,000 9000
キャッシュ・フロー経営とは、損益計算書上の利益を追求するだけでなく、その企業活動において、「どれだけのキャッシュ(現金資産)を稼ぎ出せるか」ということを重視する経営である。「出典:ウィキペディア」
昨今は、「勘定あって銭足らず」や「黒字倒産」とかをキーワードとして、税理士のお客様である中小企業においてもキャッシュ・フロー経営が重要視されている。キャッシュは人間でいえば血液に当たるもので不足すればたちまち倒れてしまう。だから経営活動はキャッシュ・フローを中心として行わなければならない。例えば利益操作をするため、架空の売上をたてて、相手勘定を売掛金にした場合、キャッシュ・フローは全く改善されない。
私は千葉商科大学の会計ファイナンス研究科の学生時代、粉飾した上場企業の有価証券報告書の分析を行った。無理やり利益操作をして、損益計算書では黒字を計上していてもキャッシュ・フロー計算書は改ざんできない。キャッシュ・フロー計算書を見れば粉飾決算が一発でバレテしまうケースが多発しビックリした経験がある。
もう利益中心の経営は止めて「どれだけのキャッシュを稼ぐか」のキャッシュ・フロー経営に転換した方がよい。